PROJECT TREE サステナビリティ活動 四半期報告(2021年4月~6月)
「PROJECT TREE」は、トレーサブルな天然ゴムに関するプラットフォームと持続可能なサプライチェーンを開発するプロジェクトであり、天然ゴム業界の持続可能化を達成することを目的としています。
このプロジェクトの重要な部分として、私たちは天然ゴムの農家のためのサステナビリティ活動を実施することを約束し、このプロジェクトのコンサルタントとして世界的なNGOであるProforestの協力を得ています。
4月 PROJECT TREE サステナビリティ活動開始
Proforestが天然ゴム加工会社であるPT. ANEKA BUMI PRATAMA(ABP)において、彼らのサプライチェーンへのサステナビリティ活動実施に向けたワークショップを実施しました。
Proforestはこのプロジェクトの基本的枠組みとして「Responsible Sourcing from Smallholders (RSS/小規模農家からの責任ある調達)」を導入しました。
5月 ニーズアセスメント、リスクアセスメントの実施
4月7~14日の日程で、スマトラ島のジャンビ、パレンバンにおいてProforestと共に最初の調査を行いました。
この調査に基づいて、農家向けのアンケートを作成し、4月26日に調査員のトレーニングを実施しました。
また、ニーズとリスクの評価は、4月27日~5月3日に ABPのサステナビリティチームによって実施されました。
次のステップは、このニーズとリスクの評価に基づいてアクション プランを作成することです。
6月 アクションプラン作成
Proforest と共に、優先度の高いニーズとリスク、人員の割り当て、および時間軸に基づいて詳細なアクションプランを作成しました。 私たちは、リスク逓減活動と必要とされるサポートに取り組み、この行動計画で設定された目標の達成を目指します。