PROJECT TREE サステナビリティ活動 四半期報告(2022年10月~12月)

PROJECT TREE サステナビリティ活動 四半期報告(2022年10月~12月)

2022年、サステナビリティチームはPROJECT TREEの活動を進め、4,117名(男性 3,476名、女性 641名)の小規模農家に教育活動を行いました。

2022年は天然ゴム価格が安定せず、特に小規模農家にとっては非常に厳しい年となりました。この状況下、天然ゴム農家が他の作物への転作を検討・実施していることは無視できない事実です。

サステナビリティチームはこれらの問題に向き合い、小規模農家と話し合いを継続しながら農業技術支援活動を実施してきました。小規模農家の状況を正しく理解した上で、小規模農家の意識を生産性の向上に向け、天然ゴムの価格の不安定さに左右されない収入の増加を目指してきました。

ジャンビ州ブンゴ地区の教育支援活動参加者であるPendi氏は、天然ゴム価格の改善だけが現在の状況の改善への解決策だけではないと理解し、自身が持つ農園に、比較的高価な肥料の施肥を行い、生産性向上を目指しています。北ランプン地区のKetut氏は、ゴムの凝固剤として推奨されている木酢液を自信が所属する小規模農家グループに進めることで、天然ゴムの品質向上を目指しています。

Pendi氏やKetut氏を始めとする小規模農家たちは、彼らの経済の基盤である天然ゴム事業が、より持続可能なものとなり、価値を認められていくことを願っています。

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