PROJECT TREE サステナビリティ活動 四半期報告(2025年1月~3月)

PROJECT TREE サステナビリティ活動 四半期報告(2025年1月~3月)

2025 年第 1 四半期、PROJECT TREE は新たに 5,611 名(うち女性 1,092名)の小規模農家を迎え入れました。能力開発トレーニングへの参加者は2025 年 3 月時点で合計 25,552 名(うち女性 4,649 名)となりました。

この成長は、インドネシアの天然ゴム産業が低価格、樹木の老齢化、病害発生といった課題に直面している中でのことです。さらに、欧州連合の森林破壊規制(EUDR)が間もなく施行され、ゴムの輸出にはトレーサビリティと森林破壊のない生産が求められるようになります。しかし、多くのインドネシアの小規模農家は、土地関連書類やデジタルツールへのアクセスが限られており、これらの要件を満たすことが困難です。

PROJECT TREE は、小規模農家がゴムのサプライチェーンから排除されることなく、引き続き参画できるよう取り組んでいます。堅牢なトレーサビリティシステムを通じて、小規模農家が市場要件に対応し、排除されないよう支援しています。

以下のストーリーは、小規模農家のコミュニティとの間に築かれた信頼を示すものです。

「PROJECT TREEの能力開発トレーニングのおかげで、ゴム農園の管理方法や病害の防除について学ぶことができました。」

— Slamet Waluyo 氏(南スマトラ州トゥルン・ハラパン)

「PROJECT TREEからの直接的なインセンティブは大きな助けとなりました。タッピングナイフやその他の必需品を購入するのに使うことができます。」

— Ade Suryana氏(ジャンビ州スカ・ムルヤ)

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